娘を売る街～昭和の赤線・吉原～ネタバレと感想・無料試し読み

娘を売る街～昭和の赤線・吉原～ネタバレと感想・無料試し読み

安部わたる先生の「娘を売る街～昭和の赤線・吉原～」
感想やネタバレ！無料試し読み情報
漫画のあらすじなど紹介！

こんにちは！アラサー新婚女子葵です♩
今日も家事の合間に漫画を読んできます。
今日のネタバレ漫画は「娘を売る街～昭和の赤線・吉原～」です♩

1 娘を売る街～昭和の赤線・吉原～漫画のあらすじ
2 娘を売る街～昭和の赤線・吉原～ネタバレ
3 娘を売る街～昭和の赤線・吉原～ネタバレと結末
4 娘を売る街～昭和の赤線・吉原～感想と無料試し読み
5 【裏技】人気漫画を完全無料で読む方法

娘を売る街～昭和の赤線・吉原～漫画のあらすじ

時は昭和31年花街として知られる吉原が舞台です。
女郎の子と知らずに育った娘や、船上で春を売る娘たちの壮絶な人生ドラマ短編集で
第一話「吉原の赤い花」では加恵という旗本の娘が結納が済んだ幸せな夜に、父親が横領の罪で殺されたことから、波瀾の人生が幕開けします…

この先ネタバレがあるので、まだ読んでない方はご注意くださいね！
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娘を売る街～昭和の赤線・吉原～ネタバレ

片倉加恵は旗本の娘で、結納も済み、まもなく佐々木家に嫁ぐことになっていた。

父の清ェ門は、母が早くに亡くなって以来、ひとり娘をかわいがっており、嫁ぎ先が決まって何か安心したような顔をしていた。

その日、結納が済んだめでたい席で父は「幸せにのう、加恵」とまるで遺言のようにしみじみと告げ、加恵はなにやら嫌な予感がしていた。

その予感は、はからずも当たってしまう。

父がお上の金子の横領の罪で切腹を申し付けられてしまったのだ。

同僚である松坂の訴えで罪に陥れられ、お家は断絶。いいなづけであった佐々木家も、こうなっては知らぬふりを決め込む。

加恵はもはや頼るものもなく、父の借金があるから代わりに返済せよ、と迫られて松坂の言いなりにさせられる。

強欲そうな、父を陥れたその男は加恵を力づくで犯し、そのあと最底辺の遊郭へ送られてしまった。

そこは遊郭の中でも最悪の場所で、しかも「なるべく悪いところへ送れ」という松坂の差し金だった。

松坂は何らかの事情で父を恨んでおり、娘である加恵を見せしめに苦しめることで気晴らしをしようというのだった。

娘を売る街～昭和の赤線・吉原～ネタバレと結末

旗本の娘で清らかな美女として有名だった加恵。

最低の女郎の生活は、まさに生きる悪夢であった。

質の悪い客に無理やり体をいじられ、腐った食事を与えられる日々。

人としての尊厳のかけらもない生活に、加恵は絶望して自ら首を吊ろうとした。

だが、外からふと、声が聞こえた。

それは旗本のもとで働く下人の噂話だった。

松坂の悪事を暴こうとした父は、悪事をでっち上げられて汚名を着せられた挙句、切腹させられたのだ、と知る。

それを聞いた加恵は、死のうとしたことすら忘れて大好きだった父を陥れた松崎を憎む。

父の仇を討つまでは、死ねない。

憎しみと復讐に燃える加恵は、この最底辺の遊郭から女の武器を使ってのしあがり、松崎に復讐しようと動きはじめた。