『キングダム』36〜40巻のネタバレと感想!秦の始皇帝の戦を描く歴史マンガ

『キングダム』36〜40巻のネタバレと感想!スマホで簡単無料試し読み♪

こんにちは!
今回のネタバレ漫画は「キングダム」36〜40巻です♩

キングダムは、世界史の教科書にも登場する「秦の始皇帝」である「政」と、「政」の治める秦で大将軍として活躍する「信」を主人公とする歴史マンガです。

後に大将軍となる信の成長物語としても描かれています。

ネタバレ前に無料試し読みをしたい方はこちら!

サイト内で「キングダム」と検索!
↓ ↓ ↓
『キングダム』を無料立ち読み

『キングダム』36巻のネタバレ

王賁の立てた作戦に従い、”3日目の決戦”に向けて戦闘を開始した飛信隊・玉鳳隊・録嗚未軍の3軍。

飛信隊の持ち場では、”魏火龍”の1人・凱孟が猛撃をふるう。

凱孟は突然大声を張り上げ、信に一騎討ちをしろと挑発。それを聞きつけた信は受けて立ち、2人の一騎討ちが始まる。

その頃、撤退指示を出した凱孟の側近軍師・荀草(じゅんそう)は、飛信隊の軍師・貂に目を付け、貂を生け捕りにしていた。

意識が戻った貂は、近くに見えた羌瘣隊の旗に向かって叫ぶ。

さすがの羌瘣でもとても貂のいる場所までは到達できそうに無く、さらに荀草の指示で羌瘣までもが生け捕りの対象にされたことに気づいた貂は、羌瘣に向かって指揮官である荀草を捕らえるように叫ぶが、再び殴打され意識を失ってしまう。

羌瘣は、貂の指示を受け何とか必死に荀草を捕らえるが、貂はそのまま連れ去られてしまうのだった‥‥。

交渉に進むにしろ、かなりの危険を犯してまで貂を助けにいく”動機の深さ”を知っておきたいという我呂は、「貂は信の”女”なのか」と信に尋ねる。皆が何故か触れないようにしているが、そこをはっきりさせてくれると納得がいく、と話す我呂。

信は、貂との出会いを振り返り、「貂は政とともに最初に出来た信の戦友であり、唯一の身内である漂が死んだ日からずっと自分の横にいる”たった一人の妹”のようなものだ」と語る。

そして、「貂のために特別無茶をやっているように見えるかもしれないが、貂を見殺しにするような真似は絶対にできない」と言い切る。その言葉に我呂も納得し、人質交換に望みを繋ぐことに意見がまとまった。

一方、捕らわれの身となっている貂は、魏兵たちから激しく虐待を受ける寸前で檻から出され、凱孟のもとに呼ばれていた。

「貴様にとって信とは何者なのか心の奥底で信に何を求めているのか貴様の”欲望”をぶちまけてみろ」

貂は、戸惑いながらも「欲望かどうかは分からないが、信の夢が叶って欲しい、そして自分も一緒に幸せになりたい」

凱孟は貂の”強欲”に納得したのか荀草と引き換えに貂を信のもとに返してやる、と言い出し、無事に人質交換が決行されることになった。

その翌日。無事に貂は飛信隊へ戻る。貂は、自分のせいで作戦が遅れたことを悔やみ、絶対にこの戦は勝とうと信に誓う。

一方、玉鳳隊の持ち場では、魏火龍の1人・槍使いの紫伯(しはく)が王賁の前に立ちはだかる。

王賁は紫伯と激しく打ち合うも、深手を負い、退却を決意。

隊を離脱させるための指示を出しながらも、王賁自身は翌日必ず紫伯を討ち取るために紫伯の槍を目に焼き付ける必要があると言い、命がけで殿(しんがり)をつとめていた。

深手を負った王賁は、先に離脱した関常隊が救出に現れたことによって助かるも、結局、2日目の戦いは紫伯軍に敗れる形となってしまった。

一方、3つ目の主攻・録嗚未軍は、2日目を終えてもまだ本格的に動いていなかった。

魏火龍に当たらない録嗚未には、3日目の約束の時間にきっちり本陣に攻め入る算段があってのことだったが、霊凰軍に攻め込まれている騰軍の脇を守るためでもあった。

様子を見にきた騰から、録嗚未は他の2軍が苦戦していることを聞く。

騰は、王騎が本気で大王・政と中華を獲りに行くつもりだったことを振り返り、今の秦軍にそれにとりかかれる才覚のある武将が何人いるかと録嗚未に問う。

騰は、この著雍の戦を、”秦軍の今後の武威の一角を担うべき若き才能たちの力と名を中華に響かせる戦い”であると思っていると話し、その力を示して欲しいと願っているのだったー。

そして作戦実行の日、3日目。

貂は、前夜からこの日のために駆け回っていた。

凱孟軍の軍師・荀草は、人質交換の際に凱孟が貂と千金抱き合わせてでも交換すると言っていたほどに凱孟にとって必要不可欠な軍師であった。

そして荀草が動く。凱孟の位置を知らせ、誘い込まれてくる信らの首を討ち取ろうと目論み、布陣を組むーーー。

『キングダム』を読んでみる
↑ ↑ ↑
サイト内で「キングダム」と検索

『キングダム』37巻のネタバレ

著雍戦、3日目。きたる正午の”作戦決行”に向け、各所では激しい戦いが始まった。

信は凱孟と一騎討ちに入り、2日間あえて停滞していた録嗚未軍も全軍出陣。

そして前日紫伯軍に完敗を喫した玉鳳隊は、紫伯撃破にこだわり抜く王賁の執念により、死闘を繰り広げていた。

紫季歌を失って以後、”生”への本能が欠如している紫伯は、それゆえに”急所を守る”という人間本来の反射反応が皆無であった。

王賁は、紫伯のその動きに違和感を覚え、”生”への執着を持たない紫伯に対し、それは弱点となると確信する。

そして王賁は粘り強く打ち合った末、ついに紫伯の型を捉え、急所を貫くことに成功。王賁は紫伯を撃破する。

一方、飛信隊の持ち場では、信と凱孟が激しく打ち合いを続けていた。

ひねりがなさすぎるように見える貂の戦い方に対し、凱孟軍軍師・荀草は訝しむが、貂は頃合いを察し、凱孟軍の横から挟撃を仕掛けるように見せかけていた右軍の羌瘣隊に合図を送り、呉鳳明本陣を目指して離脱させる。

羌瘣隊が本陣へ向かうことにより、がら空きになった飛信隊の右翼側から凱孟軍が中央になだれ込んでくる。

敵軍に取り囲まれ、窮地に陥る飛信隊。

その時、右手の山側から、隆国将軍率いる援軍が現れた。

貂は、この時のために前夜から隆国将軍のもとへ援軍の要請に向かい、連動を図っていたのだった。

そして呉鳳明本陣では、紫伯を討ち取った玉鳳隊が真っ先に突入してきていた。その数3000人強。

呉鳳明が対応を指示しているそばから、録嗚未軍も突入。その数8000人。

そして羌瘣率いる飛信隊・約2000人が本陣へ突入。呉鳳明本陣は3軍同時の突入に混乱する。

騰軍が秦の”主攻”であると錯覚し、作戦を読み間違えたことに気づいた呉鳳明は、もはや喉元までに迫り来る3軍を止める術は無いと悟る。

その頃、飛信隊は呉鳳明本陣の間近まで迫っていた。羌瘣は、岳雷と我呂に隊を任せ、1人で呉鳳明本陣へ突撃。遮る魏軍兵を瞬殺し、呉鳳明の天幕の中まで辿り着いた羌瘣は、呉鳳明の首を刎ねるが、側近の表情から替玉だということに気づく。

秦軍勝利に各所が沸き立つ一方で、替玉により逃げ切り、騰本陣を目指し立て直しを図っていた呉鳳明は、逃亡の途中で同様の算段により動いていた霊凰と出くわす。

騰軍に対し全軍攻撃を仕掛けるつもりであることを話しているまさにその時、2人の前に信の刃が襲いかかる。

信は、本陣に向かう途中、偶然目に入った呉鳳明軍の逃亡中の砂塵に気づき、向かってきていたのだ。

矛を振り上げた信は、呉鳳明の顔を知らなかった故に、呉鳳明が咄嗟に霊凰に向かって発した「鳳明様お逃げをっ」という声に反応し、霊凰を斬った。

攻撃の衝撃により信が落馬した隙に、呉鳳明は逃亡。恩師を身代わりに切り捨ててまでも、呉鳳明は「これからの戦国を魏が勝ち残るために」と言い放ち、逃げ切るのだった。

これにより、魏軍は完全撤退。秦軍の勝利が決定する。

著雍の戦から2ヶ月が過ぎた頃、
咸陽では、王宮に突然太后が現れる。

卜(うらない)により、2年間ほど離宮に隠れていたという太后だったが、突然の訪問の理由として、「”山陽”と”著雍”一帯を後宮の三大宮家で固めて統治し、金を落として一帯を強化したい」と切り出す。

呂氏四柱・李斯(りし)は、著雍の築城でただでさえ金のかかる地に、後宮三大宮家の財を当て込むのは悪くない案だと考えながらも、即決はしかねるため検討させて欲しいと答える。

その後、李斯は隠密・朱凶を使い、太后と嫪毐を探る。

朱凶は太后と嫪毐の間に双子らしき兄妹(姉弟?)が生まれている事実を突き止めるが、李斯に報告する前に後宮の見張り番に殺されてしまう。

王宮では嫪毐の正体が一切不明のまま、山陽・著雍一帯の長官の人選は後宮にゆだねられていた。

首脳陣たちが困惑しているさなか、呂不韋は、長年にわたり編輯(へんしゅう)していた「呂氏春秋(りょししゅんじゅう)」という一大書物を完成させ、その祝いに勤しんでいた。

そして、咸陽の王宮にも、秦国北東の地・太原に太后と嫪毐が山陽入り、「太原一帯を”毐国”とすると宣言した」という急報が入るーーー!

『キングダム』を読んでみる
↑ ↑ ↑
サイト内で「キングダム」と検索

『キングダム』38巻のネタバレ

嫪毐(ろうあい)を君主とし、太原で”毐国”の建国宣言をした太后。

その毐国では、太后の側近宦官である趙高(ちょうこう)が政治的手腕を発揮し、国としての骨格を一手に作り上げていた。有能な文官を他国から買い集め、金を使って大国・”楚”と裏で繋がるなど、大方の予想に反して毐国は着々と独立国家としての体を形づくっていく。

そんな折、毐国の太后のもとへ呂不韋が現れた。

呂不韋は、相国として政治的な話をしに来たのではなく、太后に対して”恋人としての本当の別れ”を告げに来たのだと話す。

そして、後にも先にも己の心を奪った女は太后だけであり、出会った頃から変わらずずっと愛している、と一方的に告げると、呂不韋の予想外の発言に思わず固まる太后を置き、立ち去っていった。

その頃、著雍では、緊急ではあるが正式な論功式典が執り行われていた。

著雍での対魏戦、そしてその後の築城と防衛戦の功により、騰将軍が秦国二人目の大将軍に任命される。

そして信と王賁は、ふたり揃って四千人将から五千人将への昇格が決定した。

そして年が明け、ついに始皇9年。

政の”加冠の儀”が執り行われる年となる。

五千人将となった信は、隆国将軍の下につき、著雍防衛や築城の任務にあたっていた。

最低限の守りの砦が完成すれば、いよいよ著雍を拠点とした魏国攻略戦が始まる。その築城の完成は、もうあと一歩のところまできていた。

一方、毐国では、突然の騒動が巻き起こる。太后と嫪毐の間の”不義の関係”が側近達の知るところとなったのだ。

毐国大臣・虎歴(これき)の報告では、ふたりの間に出来た隠し子の存在が咸陽にばれ、怒った咸陽は毐国を討つべく軍を興す準備に入っているという。

虎歴は、秦軍が攻めてくる前にいち早く挙兵し、奇襲をかけるよう嫪毐に促すが、嫪毐は、毐国で平穏な生活を望む太后の真の願望を知るが故に、即断を避ける。

10日が経ち、大多数の側近達は太后に対し早急に挙兵するよう非難しはじめ、すっかり虎歴大臣の扇動に流されてしまっていた。

決断を迫る虎歴は太后に対し、取る道は2つに1つだと示した。

1つ目は、”挙兵からの咸陽急襲”。

魏国攻略や楚軍侵攻防衛のために多くの兵は出払っており、中央が手薄となっている今は絶好の好機であると説明する。

そして2つ目は、”太后と嫪毐、隠し子2人の首をはねて咸陽へ届け、許しを乞う道”。

毐国が落ちれば9族にわたりさらし首になるであろう罪深き反逆罪、提案した2つに1つの道しか生き残る術はない、と虎歴は太后に再度決断を迫る。

太后は、挙兵を選択。旧王都・雍(よう)で政の”加冠の儀”が行われる日、咸陽の主要人物が雍に入り、咸陽を留守にする好機を狙い、急襲を決行すると宣言した。

翌月、政の”加冠の儀”が執り行われる日がやってきた。

式典には、秦国名家の面々だけでなく、敵国である六国の使節団も参列し、錚々たる顔ぶれが集う。そして太后も式典に参列する。

式典は滞りなく進み、政は晴れて帯剣し、加冠を済ませ、第31代秦国大王として承認される。宮内は歓喜の渦となった。

その時、式典の最中に急報が入る。毐国軍と思われる兵3万が、函谷関をすり抜け、北道より咸陽へ迫っているという。毐国軍は、太后が過去に作った”偽の玉璽”を使い、函谷関をくぐり抜けていた。

太后は、式典に参列しながら内部の様子を見て、”隠し子”の存在が咸陽に漏れていないことに気づくと同時に、己が呂不韋に踊らされていたのだということを悟る。呂不韋は、毐国軍に咸陽を攻め落とさせ、毐国軍に忍び込ませた配下達を使って咸陽を壊滅させることで、王族を一人残らず虐殺する算段であった。

事が計画通りに進み、ほくそ笑む呂不韋。そして呂不韋は、緊急事態が起こったため、”加冠の儀”は中止すると宣言する。すると政は、呂不韋を御し、落ち着いた様子で式典の続行を宣言。

予想外の政の行動を訝しむ呂不韋だったが、政は、「反乱軍を止める軍はすでに向かってきている」と告げるーーー。

⇨『キングダム』を読んでみる
↑ ↑ ↑
サイト内で「キングダム」と検索

『キングダム』39巻のネタバレ

加冠の儀の10日前。

攻略戦における任務のため、魏国に滞在していた飛信隊の貂のもとに届いた昌平君からの伝文には、文を届けた呂不韋の手先である伝令係にも内容を読み解かれぬよう、一見普通の軍略指令にみえる暗号文で真の内容が記されていた。

貂は、その暗号文で示される内容が、”加冠の儀を狙った反乱が起こること”を知らせるものであると読み解く。

呂氏四柱・昌平君が、敵対しているはずの大王一派・飛信隊に対し、政の危機を知らせるというこの行動は、昌平君が呂不韋と”袂を分かつ”決意をしているということをも意味しており、貂は全ての形勢が一気に覆る大事態かも知れぬと理解し、急遽政のもとへ反乱の報せを送っていた。

そして加冠の儀の日。

攻略戦の任のための兵を魏に残し、1000人の兵で咸陽を目指していた飛信隊は、咸陽目前の位置にある川・渭水(いすい)の前で、約1万人もの船団行軍に遭遇する。

なんと、船団の兵たちは、かつて合従軍防衛戦でともに戦った”サイ”の住民たちであった。政から此度の事情を聞き、呂不韋にばれぬよう反乱鎮圧の準備を進めていたのである。

その頃、咸陽では、樊於期(はんおき)将軍ら反乱軍が既に到着していた。

呂不韋の手回しにより、何と咸陽の内側から城門が開き、

樊於期軍はいともたやすく咸陽へ突入する。

城内では住民が次々と蹂躙され、特に戎翟の兵は、100年前の小国時代に秦に取り込まれ”県”にされてしまったという積年の恨みから、執拗な蹂躙行為を繰り返す。

一方、旧王都・雍では、加冠の儀が完了していた。政は正式に第31代 秦国大王となる。

加冠の儀が無事に成し遂げられたことを見届け、昌文君は即座に反乱軍討伐のため咸陽に向かおうと立ち上がる。

その時、呂氏四柱・昌平君が昌文君を呼び止めた。

そして呂不韋に向かって「昌文君とともに反乱軍を鎮めるために咸陽へ向かう」と宣言する。

昌平君の突然の行動に対し、呂不韋陣営は騒然となる。

そして咸陽ではーーー

戎翟兵や樊於期(はんおき)軍らの蹂躙行為を制する昌平君直下の騎馬隊が突如現れ、反乱軍討伐の援護に加わっていた。しかし、2つめの城門までもが呂不韋の手回しにより開かれ、樊於期軍は呂不韋から教わった王宮・後宮までの最短ルートをたどり、進んで行く。

一方、加冠の儀を終えた雍ではーーー呂不韋が政に対し、”天下”について語り合おうかと誘い、別室へと移っていた。政は、太后、瑠衣、李斯、蔡沢の4名を同席させ、この者たちには自分たちの言葉を聞かせておくべきだと話す。

呂不韋はまず、政の大望である”中華統一”について触れ、その願望は狂気の沙汰であると断ずる。その理由を説明するため、呂不韋は自身の思い描く”天下”像について語り始めた。

呂不韋は、「”天下”とは、”貨幣制度”によってもたらされたものだ」との持論を語る。

もともと物々交換の範囲で生きていた人々の世は、貨幣制度の普及により中華という広大で複雑な世界へとまで進化した。そして、人々にとっての”天下”が”中華”へと代わり、人間がその手で支配できるものなのではと思わせるものへと変化した。もし、呂不韋自身が国を担うならば、大商人時代に金を通して誰よりも深く人の世を洞察してきた上で得た稀有な知識と経験により、”戦争を第一手段とし、国民が血を流す世の中”ではなく、”金を操り、国民全員が人生を贅沢に謳歌することができる世の中”をつくりだし、「10年あれば秦を中華史上で最も富に満ちた国に成長させることができる」と断言。

敵国全てを暴力で征服し尽くす”中華統一”など、勝利する側の身勝手な夢の押し付けであって、悲しみと絶望と怨念を生み出すだけであり、自国民に多大な犠牲を強いることを”中華統一”の代償として政が善しとするのであれば、それは狂気の沙汰としか言いようのない考えである、と呂不韋は政を激しく批判する。

己の大義のため、仲間のため、愛する者のため、ただ私利私欲のため、復讐のため‥‥戦う者たちの戦う理由は、
それぞれが人の持つ正しい感情からの行動であり、誰もが間違っていないからこそ堂々めぐりとなり、戦争が終わることなどないのだ、と言い切ってみせる。

我にかえり、己の考えを整理できた政は、呂不韋に自らの言葉をもって反論する。

呂不韋の考える為政(いせい)とは、所詮”文官”の発想の域を出ないものであり、戦に向き合わぬ呂不韋の為政は今の世の延長上にしかなく、結局のところ500年続いた戦国時代が再びより大きな戦争期間へと突入するだけだ、と。

「”戦国時代を終わらせること”こそが、人の世をより良い方向へ進める為政者の役目ではないのか」と政が語ると、

「人の持つ凶暴性も醜悪さも、それは人の側面であり、決して人の本質ではない。人の本質を見誤り、戦争がなくならぬものと思い込み、その中での最善を尽くそうとしているが、それは前進などではなく、”人へのあきらめ”だ。そこに気づかないからこそ、中華は500年も戦争の時代を続けているのだ」と答える。

呂不韋は政に対し、人の本質とは一体何だと思うのかと問うと、政は、「人の持つ本質は 光だ」と真っ直ぐに答えるーーー。

⇨『キングダム』を読んでみる
↑ ↑ ↑
サイト内で「キングダム」と検索

『キングダム』40巻のネタバレ

「人の本質の表れであり、人の世の営みの一部である”戦争”をこの世からなくすことなどできない。戦争とは必ず起こるものであり、戦争が終わることは決してないという現実を受け入れるべきだ」

と語り、「自分ならば暴力よりも金で人を動かして贅沢で豊かな国づくりをしてみせる」と豪語する呂不韋に対し、「人が持つ凶暴性や醜悪さはただの側面であり、人の本質ではない。そこを見誤り、戦争は起こるものだと思い込むことは人に対する諦めをも意味する。人の持つ本質とは、”光”なのだ」

と反論した政。

政は、かつて自分を趙から救い出してくれた闇商の頭目・紫夏に対し、初めて人の優しさと強さを含めた強烈な光を見たと話し始める。

そして、即位後からこれまでに出会った立場の違う様々な者たちの生きざまを目の当たりにし、紫夏だけではなくその皆が一様に自分の中心に光を持っていたこと、そして各々がその光を必死に輝かせて死んでいった姿を見てきたことを話す。

その光は、たとえその者が死しても次の者がそれを受け継ぎ、さらに力強く輝きを放って繋がっていく。

その繋がりこそが人をよりよい方向へと前進させてくれるものであるのだ、と語る政。

全ては、次の世を「人が人を殺さなくても済む世界」にするために。

政の宣言と覚悟を、その場にいる者たちは聞き入っていた。

一方、咸陽ではーーー

反乱軍は、後宮の奥まで迫ってきていた。

王女・麗の首を狙う琉期(るき)は、宮女たちを手当たり次第に虐殺しながら後宮内を荒らす。

麗とともに追手から逃げる向(こう)と陽(よう)は、反乱軍と通じていた宦官や宮女たちの裏切りにより、追手に追いつかれてしまう。

向と麗を逃がすべく、陽は己の命を賭けて時間稼ぎをしようとするが、間一髪のところで飛信隊が到着。信は琉期を捕らえ、麗を保護することに成功する。

その後太子・扶蘇(ふそ)の無事も確認され、ひとまずは王族の救出任務を果たした信たちだったが、城外では、内側になだれ込もうとする凄まじい数の反乱軍に対し、貂や尚鹿たちは苦戦していた。

戎翟軍など手練れの兵に加え、あまりにも数が多すぎる敵軍に、全滅寸前の貂たち。もはや活路を見いだせず焦る貂のまえに、突然貝笛の音が鳴り響く。それは昌平君一団が到着したことを知らせる介億の貝笛の音だった。

昌平君は先頭に立ち、戎翟公・ワテギ目指して自らが出陣。

介億の貝笛により昌平君の到着を確信した貂は、戦況を見ながら昌平君の戦術に気づき、それに呼応した陣形をつくる。

そして貂の機転により陣形が整った昌平君は好機を逃さず、一気に前進して見事戎翟公・ワテギの首を討ち取ることに成功。

そして残る何万もの反乱軍を咸陽から撤退させるために、介億は大将首討ち取りの報を声高に叫んで周りに知らしめる。

貂たちは反乱軍の指揮系統が復活する前に素早く動き、敗走を促すように誘導することで反乱軍を見事咸陽から撤退させることに成功する。

そして咸陽で起きた反乱は、無事鎮圧することができたのだった。

その頃、雍ではーーー

毐国軍の反乱が失敗したことを告げる伝者が呂不韋のもとを訪れ、政と呂不韋の目の前でその事実が報告される。

この瞬間、長きにわたる政と呂不韋の政権争いの勝敗は決した。

後日 騒動が落ちついた後、咸陽では表向きの反乱の首謀者・嫪毐の処刑が実行されることとなった。

嫪毐は、呂不韋の手引きで後宮に偽の宦官として入らされた過去を自供し、反乱の経緯を洗いざらい口にするも、
玉璽の複製には太后は一切関わっておらず反乱は全て己の独断で行ったことである、と太后に罪が及ばないように庇う。

嫪毐処刑の場に現れた太后は、己を先に処せよと政に食いかかるが、政はあくまで反乱首謀者としての断罪人は嫪毐だとし、太后を退ける。

引き下がらぬ太后は、嫪毐との間に産まれた2人の子の処遇について、政に問う。

政は、「二度とこのような反乱が起きぬよう、国家の禍(わざわい)となる火種は完全に消しておかねばならない」と太后に告げる。

太后は初めて政に対して頭を下げ、最初で最後の頼みだとして子の命だけはと懇願するも、政は断固としてそれを拒否。

怒り狂う太后は政に暴言を浴びせ暴れ回るが、その場に取り押さえられ、嫪毐の処刑は決行された。

そしてさらに後日。

呂不韋の処罰については未だ審議中であったが、その他反乱に関わった数百人は斬首の刑に処され、趙高をはじめ4千余家の人間は島流しの刑とされた。

嫪毐と2人の子を失い、疲弊しきった太后のもとへ、政はひとり訪れる。

生気もなく泣き疲れて眠る母の隣で政は、

“2人の子は密かに城外に出して匿っており、
いつか国内が落ち着いたら必ずや2人と引き合わせる”

と約束するのだったーーー。

⇨『キングダム』を読んでみる
↑ ↑ ↑
サイト内で「キングダム」と検索

『キングダム』36〜40巻の感想!

長く繰り広げられてきた呂不韋との戦いについに勝利しました。なんだか、一区切りついてしまったような気がします。信ももう五千将。

そういえば、加冠の儀の時、信が将軍だったら最初に命令を下すのは信だ、みたいな下りはどうなるのでしょうか。

今回の信の活躍で将軍昇格なのでしょうか?それにしては、あまり活躍していないような。

何にせよ、これからの話の展開が気になりますね。

⇨『キングダム』を読んでみる
↑ ↑ ↑
サイト内で「キングダム」と検索

最新コミックを無料で楽しむ!動画だけじゃもったいない♩

電子漫画サイトでは無料試し読みができるのは有名な話。
しかし、最近の流行りちょっと違います!
動画配信サイトの無料登録を利用して無料で最新の漫画が読めちゃうんですよ。
漫画だけでなくドラマや映画・アニメも無料で楽しめるのでお得すぎるサービスなんです。
動画配信サイトの中でも、「U-NEXT」は特におすすめしたいサービスです。

U-NEXT

ユーネクスト

U-NEXTでは70誌以上の雑誌が31日間無料で読み放題!
無料登録でもらえる600円分のポイントを利用すれば、最新の漫画も読めます!
もちろん、映画やドラマ、アニメも31日間見放題♩